ストレスチェックからパターンを分析 ~立正大学との産学連携プロジェクト開始~
ストレスチェック集団分析データを解析。従業員のメンタルヘルス不調を未然に防ぎ、笑顔あふれる職場環境へ
株式会社ラフール(本社:東京都中央区、代表取締役社長:結城 啓太)は、この度、立正大学(東京都品川区、学長:齊藤 昇)と産学連携し、ストレスチェックの集団分析に関するデータの共同開発研究を開始いたします。
■連携の背景
当社は2011年よりメンタルヘルスに特化した事業を行い、労働者のメンタルヘルスケアをサポートし続けてまいりました。また、2015年12月よりストレスチェックが義務化されたことにより、自社開発したオリジナルストレスチェックシステム『priskHR』が多くの企業に活用され、現在では導入実績約2,700社となりました。従業員のデータは延べ15万人にのぼっています。これまで、このストレスチェックデータを用いて基本的な集団分析を行ってきましたが、各事業場のメンタルヘルス向上のためには、より実質的な分析・活用が求められているといえます。
この課題に対して、立正大学心理学部の研究チームの協力のもと、当社ストレスチェックシステムデータから年齢や環境、職種など様々なストレスの傾向を詳細に解析した上で、ソリューション提供サービス開発への構築を目指してまいります。
具体的には、データ分析を通し、部署単位でのクラスタリング※1を行い、各部署の特性を一定のパターンに分類するなどして、従業員のストレスや就労状況の予測に用いたいと考えています。これにより、ストレスチェックの結果を各部署でより前向きに役立てていくことができるよう、ストレスチェックシステムを改変していく予定です。
立正大学とラフールは、産学連携を通じて「ストレスチェック」のデータ解析を加速させ、企業のメンタルヘルス対策の支援をさらに邁進してまいります。
【clustering】
特徴の類似した要素を互いにまとめ、複数の集合(クラスター)を作ること。今回の場合、統計的特徴に基づいて、各部署をいくつかのクラスターに分類し、クラスターごとの特徴を捉えるような分析を指します。
■立正大学について
立正大学公式サイト : http://www.ris.ac.jp/
【報道関係の方からのお問い合わせ先】
株式会社ラフール 経営本部 広報担当 TEL:03-5643-3707 Mail:news@lafool.co.jp
メンタルヘルスに特化したAIテック事業のラフール